絨毯の知識 (算数のお勉強)

皆様こんにちは 緑和堂東京支店の関根です。
夏休みに入られた方も、もう少しで夏休みの方も、働いている方も、元気ですか?暑さに負けていませんか?熱中症などに気を付けてお過ごしください。

さて、まずはこちらの写真をご覧ください。
こちらは緑和堂のスタッフです、何をしているかというと、絨毯のノット数というものを見ています。ノット数というのは、絨毯がどれだけの密度で編み込まれているかを示す指標です。絨毯ルーペを使うことで分かりやすく確認することができます。
絨毯ルーペを使うと見えるものがこちらの画像になります。網目が良く見えますね。あとはこの網目の数を数えて1平方メートルに網目が何個あるかを計算するだけです。「ノット数=1㎡にある網目の数」なので、今回の画像ですと…縦に10個、横に10個なので1㎠に100個あります。1㎡は1㎠の10000倍ですので、100×10000=1000000 つまりこの絨毯は100万ノットということになります。
ノット数は数字が高ければ高いほど細かい網目で作られているということなので、ノット数が高い品物の方が質が高いものということになります。
ちなみにペルシャ絨毯ですと100万ノットあれば高品質と呼ばれる部類になります。

今回は絨毯の一つの知識としてノット数について触れましたが、算数のお勉強のようになってしまいました。小学生の夏休みの宿題をやっている気分を少しだけ感じました。