皆様、こんにちは。 緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて頂くお品物は真海 徳太郎 作『純銀製 翁面』になります。
こちらは千種区にお住いのお客様より出張買取のご依頼をしていただき、お譲り頂きましたお品物になります。
徳太郎は1913年生まれ、福岡県福岡市出身の彫刻家であり仏師でもあります。
父は徳次郎といい、福岡県の問屋の家に生まれます。
若い頃、欄間(らんま)職人を志し弟子入りしますが、その後上京し仏師の高村光雲(たかむら こううん)の高弟、山本瑞雲(やまもと ずいうん)に師事し彫刻家を志します。
日展を主な発表の場として日展参与を勤め、地域貢献の一環として足立区で展覧会を開催したり、足立彫刻会を設立するなど足立区の発展に大きく貢献しました。
今回のお品物は、真海 徳太郎の純銀製の彫刻のお品物ということで、作家の作品になれば銀瓶と同じく純銀の地金の相場よりも高い評価額となります。
傷や凹みも無い状態で、専用の木箱もありましたので、今回の評価額となりました。
お品物の状態によっては価格が変動致しますのでご了承下さいませ。