皆様、こんにちは。 緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて頂く商品は加藤 忠三郎 作『三ツ鳥居 蓋置』になります。
こちらは東海市にお住いのお客様より出張買取のご依頼をしていただき、折り合いがつきましたお品物となります。
加藤家は、名古屋城下の鋳物師の職人町だった旧鍋屋町(現在の東区泉二・三丁目筋)で400年にわたり家を構え、江戸中期から尾張藩お抱え釜師になった名門です。
十二代忠三郎は1948年生まれです。
1982年、十一代忠三郎より家業を継ぎ、芦屋ならびに古作釜の美と技術を求め、極めていきました。
初代は、尾張国 東春日井郡 守山村に生まれです。
鋳物師(いもじ)を業として、藩主に招かれ清洲に移り、
1611年、名古屋城築城と共に名古屋市 東区鍋谷町(現在泉二丁目)に移りました。
5代目忠三朗より「御釜師」となり、
代々尾張徳川家のお抱え釜師として活躍しました。
苗字帯刀 上下着用を許され、
代々加藤忠三朗を名乗り、現在の12代に至ります。
今回のお品物は十二代加藤 忠三郎の作品で出来も良く、傷や汚れも無く、専用の木箱もありましたので、上記の評価額となりました。
緑和堂では、加藤 忠三郎の作品を集めております。
もちろん、それ以外のお品物もお取扱い可能ですので、ご自身のコレクション整理やお片付けで出てきたお品物等ございましたら、是非お気軽にお問合せ下さいませ。
お客様からのお問合せ心よりお待ちしております。