皆様、こんにちは。 緑和堂 京都本店でございます。
今回ご紹介させて頂くお品物は、秦 蔵六 作「青銅方花器」でございます。
秦 蔵六は江戸末期から伝統の鋳金技法を継承されている鋳金家です。ちなみに鋳金とは金属工芸の一種で湯口と呼ばれる入り口から溶解した金属を鋳型に流し込み、冷却して固めてから取り出し表面に磨きをかけて仕上げる技法です。
今回の「青銅方花器」は鋳金の中でも蠟型法という技法で制作されたものです。こちらの技法は時間もかかり、非常に高度な技法ですが、柔らかい蝋を使用する事で細かい部分まで作り込むことが出来ます。今回の作品に関しては、青銅の模様が非常に細かく丁寧に作りこまれておりました。まるで何千年の時を経て出土されたような美しい作品だと思います。
作品の状態によっては価格が変動致しますのでご了承下さいませ。
緑和堂では、秦 蔵六の作品を集めております。
もちろん、それ以外のお品物も可能ですので、ご自身のコレクション整理やお片付けで出てきたお品物等ございましたら、是非お気軽にお問合せ下さいませ。
お客様からのお問合せ心よりお待ちしております。