皆様、こんにちは。 緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて頂く商品は若尾 利貞 作『鼠志野 茶碗』になります。
若尾 利貞(わかお としさだ)は『鼠志野(ねずみしの)』の第一人者と言われ、岐阜県重要無形文化財保持者(志野)に認定されている陶芸家です。
1933年岐阜県多治見市に生まれ、中学を卒業後は陶製工場に勤めながら、独学で陶芸技術を学び、志野の研究も始めます。
以後、多数の賞を受賞し、現在は個展を中心に作品を発表しています。
1995年には生まれ故郷である多治見市の無形文化財技術保持者(志野)に指定され、2003年に岐阜県重要無形文化財保持者に認定されました。
今回のお品物は若尾 利貞の代表作である鼠志野の茶碗で、最上位と言えるほど出来が良く、高い技術や芸術性が感じられるお品物となっており、傷や汚れも無く、専用の木箱もありましたので、今回の評価となりました。
共箱がない場合や、状態によっては評価が変動致しますのでご了承下さいませ。