皆様こんにちは!緑和堂京都本店です!
緊急事態宣言が解除されてから京都の街には活気が戻ってきており、観光に来られる方もすごく増えてきたと思う今日この頃です。
私も、出かけたいなと思う反面、いろんなお客様と関わるので人一倍注意しながら日々過ごしていきたいと思っております。
皆様も体調にはお気をつけくださいませ。
さて、本日ご紹介させていただく作品は、千家十職である中川浄益作の純銀圓式茶托となります。
中川浄益は、茶道具製品を中心に香道具や置物など、あらゆる分野の作品を製作、多くの名品を世に残しました。そんな中川浄益の作品は、現在でも国内のみならず、国内外にも多くのコレクターが存在し、市場でも高い人気を誇ります。
こちらのお品物は十世中川浄益の作品となり素材は純銀となります。
十世中川浄益は九世の息子にあたり、第一次世界大戦による軍需景気を利用してそれまであった負債を完済し、中川家再興に努めた人物として有名です。
今回のお品物は十世中川浄益であることから中川家の中でも人気の高い作家にあたること、共箱やお品物自体も多少劣化がありますが状態も良かったのでこちらの評価となりました。