『元永定正 Flying』

『元永定正 Flying』
『元永定正 Flying』
作家名-
作品名Flying
買取方法出張買取
ご依頼地域兵庫県芦屋市

買取参考価格 40,000

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この査定金額になった理由

今回とても良い作品のご依頼を頂きました。
なんとあの「元永定正」の原画になります。
こちらの作品ですが、画面に多少のシミは見受けれらましが比較的状態の良い作品でした。

元永定正は、1922年、三重県に生まれました。学校卒業後は工具店や国鉄に勤務しましたが、その一方で漫画の投稿も行っていました。1944年地元に戻り油彩画を学びます。地元三重県の公募展などで入選を重ね、漫画の連載も行うようになりました。
1952年、神戸に転居し抽象画家・吉原治良らが主宰する芦屋市展に出品。第8回展に出品した抽象画は吉原に絶賛されました。同年に吉原の設立した具体美術協会に参加し、以後退会までメインメンバーとして活躍しました。
1960年代は海外での活動も増え、70年代には絵本制作に取り組み始めました。80年代90年代と精力的に制作に打ち込みましたが、2011年に亡くなりました。翌年、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で展示された、定正監修の作品が遺作となっています。

日本画技法のたらし込みに着想を得て作られた、キャンバスに絵具を流した絵画や、水を用いた立体作品など斬新で大胆な手法が現代美術家として話題を呼ぶ一方、後年は絵本作家としても活躍し、遊び心のある作品を残しています。

今回の作品は、右下の72というサインから1972年に作成された作品という事がわかります。画面中央にふわふわと浮かぶ丸い物体がなんともユーモラスで絵本作家もしていた元永定正さんらしいとても可愛いらしい作品です。
元永定正の作品は、現在、現代アートや抽象画の人気が高まっています。
その為、贋作とよばれる偽物も多い人気作家の一人となります。

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