皆さんこんにちは、緑和堂 関東営業所です。今回ご紹介する作品は、熊谷守一作「ブロンズ置物 臥裸婦」です。
熊谷守一は、明治~昭和時代を代表する洋画家です。存命中から仙人・画仙 などとよばれていました。岐阜県の生まれで、明るい色彩と単純化された平面的な画風は「熊谷様式」とも呼ばれています。洋画だけでなく日本画、書、墨絵、版画なども制作しました。晩年はほとんど自宅で過ごし、庭の花、昆虫、鳥など身近な題材を描き、1967年と1972年にそれぞれ文化勲章と勲三等叙勲の内示がありましたが、「人がこれ以上来てくれると困る」と辞退しています。近年においてもその人生が映画化されるなど注目を集めています。2015年には、中津川市に「熊谷守一つけち記念館」が設立されました。
熊谷守一さんは画家として活躍しておりましたが、ブロンズの作品もわずかですが作成しておりました。しかし今回の作品は、本人作ではなく後に作られた複製品になります。
その為商品の評価も上記の金額となっております。