皆様、こんにちは。緑和堂名古屋営業所で御座います。
この季節になってくると厄介だなと思ってしまうのは…台風ですよね。最近の台風はとても勢力が強く、毎年毎年不安になります。しかし、台風に対してしっかりと備えをして、家での備蓄や情報をいち早く正確に仕入れるなどの対策方法は沢山ありますね。私も少しおろそかな部分もあるので、しっかりしていかないといけないなと改めて思いました。
さて、今回ご紹介させて頂く作品はこちら、
『永楽善五郎 作 茶碗』で御座います。
「千家十職」という言葉をご存じの方は、聞き覚えのあるお名前だとは思うのですが、「千家十職」とは茶道具を調製する10種類の家柄の事を指しております。その中の「土風炉・焼物師」であり、主に土風炉や茶碗などを幅広く製作している方が永楽善五郎です。
永楽善五郎は現在17代まで継がれている作家となります。初代から9代までは西村性を名乗っておりました。土風炉以外にも茶碗など茶陶の作成をしております。
今回の作品本体の状態が良く綺麗であり、共箱も御座いましたので上記の結果になりました。また作品に家元の書付の有無によって結果が変わってくる場合が御座います。