皆様、こんにちは。緑和堂京都支店で御座います。
6月ももうすぐ終わりとなり、本格的に夏がやってきますね。
皆様は夏はお好きでしょうか?私は暑い気温が得意ほうではないので、あまり好きとはいえないです。
さて、そんな暑さにも負けないように今回ご依頼いただい作品のご紹介をさせて頂きます。
それはこちら。
十六代永楽善五郎 作 『染付高砂花入』となります。
永楽善五郎は千家十職の一人(土風炉師・焼物師)として有名な代々続く作家です。現在は十七代まで襲名されております。西村善五郎十一代保全の際に、別に永楽姓を設けて風炉以外を作陶したのが始まりとして言われております。
今作のような花入以外にも茶碗などの作品を作られています。
今回のお品物は作品自体の状態は良かったのですが、共箱のほうに若干のシミが見受けられました。永楽の印が作品からしっかりと確認できること、多彩な作風にて作られる作家さんなのですが今作は技法が染付であったことがポイント致しまして、今回上記の結果となりました。
緑和堂では陶芸品以外のお品物も大歓迎です。
もし、ご自宅に眠っているお品物がございましたらこの機会に一度査定されてみてはいかがでしょうか?